【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「MRKM」
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786: ◆BT63SEH4KsDo[saga]
2020/03/13(金) 02:56:11.05 ID:p+GDTP0d0
弦十郎「まずは、無事に帰ってきてくれて良かった...何を見てきたのか、話してくれるか」

翠「...何も...見れずに、帰されたんですよ」

私は経緯を全て話しました
全て、といっても経緯自体短いものです
長い廊下を進み、地下に降り、ドアの前で相手の要求を拒んだ...そして帰された

翠「素直にギアを預けて、もっと先に行くべきでした...せめてあの部屋に何があったのかだけでも知り得てから...成果を何も得られずに帰ってくるなんて...ッ!」

膝の上に乗せた手は爪が食い込むほど強く握り締められ、強い後悔と怒りが湧き上がってきます
最低でも翼さんマリアさんが今どうなっているのかの手掛かりを見つけるまでは帰されちゃいけなかった、ネロさんと連絡がつくまでは粘るべきだった、そんな想いがどんどん膨れ上がって

調「それは違う」

俯いていた顔を少しだけ上げると、調さんがこちらを向いているのが見えました

調「私も切ちゃんも、シンフォギアを手放さない選択を絶対に選んでた、翠の選択は何も間違ってない」

調さん...

マリアさんとは友人や仲間を超えた家族だった調さんはきっと...いいえ、絶対に、この中でも特にマリアさん達のことを心配し、何も情報が得られないことに歯痒さを、憤りを感じているはずです
そんな調さんが、気を遣ってくれて...あるいは、本当に...

切歌「そうデスよ!ただでさえマリアや翼さんが帰って来なくなった場所でそんなあからさまに怪しいことをお願いされたって、言うこと聞けるわけないのデス!」

翠「...でも...あの時、あの部屋に、その先に私が」

ウェル「「私が行っていればこんなことにはならなかった...」とでも思ってるんですかぁ〜?自惚れるのも大概にしておきなさい」

そこで、小馬鹿にしたような言い方で私の言葉を遮ったのは糞P
いえ、言おうとしていたこと自体はほとんど合っていましたが


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