【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「MRKM」
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643: ◆BT63SEH4KsDo[saga]
2020/02/26(水) 03:14:42.13 ID:9cQ0NmPW0
夏菜さんの部屋は、ぱっと見では研究室...とまでは行かなくとも、機械工作が趣味な人の部屋のようでした、というか多分その通りなんですが
少なくとも年頃の女子の部屋という感じはあまりしません、恐らく机の上に置かれている工具やら装備パーツやらの主張が強いからでしょう

ネロ「翠さん」

翠「どう、も...」

ネロさんが気を利かせて握らせてくれたアスクレピオスのギアペンダント
私は肩を借りたままそのペンダントを胸の辺りまで上げ、聖詠を口にしました

・・・

翠「あー痛かった...」

アスクレピオス様様ですよ本当、あんなにばっくり抉れていた傷ももはや見る影もありません
流石に体力までは戻りませんが骨や筋肉、皮膚諸々を再構築レベルで治せるアスクレピオスは出血多量なりかけだったのも嘘のように血液まで正常時の量まで増やしてくれますし
...ここまで来ると本当アスクレピオスすごいんですよね、献血し放題じゃないですかこれ、私の血だらけになってしまったパジャマが元に戻っていないということは流れ出た血が私の中に戻ったわけでもないですし

翠「ま、聖遺物ってそういうものですしね」

人工物ならぬ神工物は考えるだけ無駄です、理屈から違いますから

傷どころか歯形一つも残らず綺麗に治っていることや身体の機能におかしな点がないことを肩を回したりして確かめつつ、私はふと何気なく部屋を見回しました
そういえば夏菜さんの部屋って入ったことなかったかもしれません


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