【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「MRKM」
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129: ◆BT63SEH4KsDo[saga]
2019/11/30(土) 03:02:22.37 ID:nuRmkDE40
破壊され動きを止めた棺はすぐに調査が始められた
翼達を動けなくさせている結晶はどうにも硬く、ついでに下手に振動を与えるのも装者に危険が及ぶ
そんなこんなでひとまず本人達の意識が戻るまでは放置、せいぜい毛布とヒーターで本人達が風邪をひかないように温めるくらいしか出来ないとのことだ

奏《翠、まだ無理そうか?》

翠《ぐぬぬ...ダメです、交代した途端に倒れる可能性大です》

翠は精神そのものの消耗が激しく中々回復しないからアタシは未だ身体を借りている、というより預けられているといった方が正しい

奏「...ん?」

その時、ポッケに捻じ込まれていたS.O.N.G.共通規格の端末に通信が入った
弦十郎のダンナからだ

奏「はーい」

・・・

弦十郎『久しぶりだな、奏』

奏「あぁ、久しぶり...つってもアタシは一方的にダンナや翼達のことも見てたからそんな気しないけどね」

弦十郎『そうか』

見守ってきたこともあるし、翠(今は『翠』の方になっているが)の身体の中からその視界を介して眺めていたりもする
とはいえあくまでアタシは死人、身体を借りて戦ったり話すのはこれが初めてじゃないにしても、今までは基本すぐに翠や『翠』に主導権を返していたし、ダンナと話をするのもあまりなかったな

弦十郎『元気でやって...というのはおかしいか』

奏「まぁ楽しくやってるよ、こっちもアタシ1人じゃないし」

ダンナが気に止むことはない、と言おうと思ったけど、やめた
ダンナの声色の様子から気にしていそうな雰囲気は感じたけど、それに自覚があるかはわからない
言われて始めて、もしくは改めて自覚するかもしれないし、そうなったら何を言ったところで結局抱え込みそうなところがダンナにはある
なら言わないのも有りだろうさ


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