北条加蓮「藍子と」高森藍子「思い浮かべるカフェで」-SS速報VIP

北条加蓮「藍子と」高森藍子「思い浮かべるカフェで」

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12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/03(日) 19:13:55.25 ID:Teht6Z5u0
藍子「笑わないで聞いてくださいね？」

加蓮「うん」

藍子「加蓮ちゃんの顔を」

13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/03(日) 19:14:25.98 ID:Teht6Z5u0
加蓮「ノート。借りたんでしょ？」

藍子「はい。ノートをお借りしたんですけれど、その子は絵を描くのが好きなんです。ノートのはしっこにも、ちっちゃい動物の絵とか、あと先生の似顔絵とかが描かれていて……」

加蓮「暇な時によくやるヤツだー」

以下略 AAS

14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/03(日) 19:14:57.35 ID:Teht6Z5u0
藍子「手間なんかじゃありませんよ。それなら加蓮ちゃん、実際に見に来てください！」

加蓮「……見に？？」

藍子「私のクラスまで来て、その子にノートをお借りして、見てみてください。本当に可愛いんですよ♪」

以下略 AAS

15:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/03(日) 19:15:25.64 ID:Teht6Z5u0
藍子「ノートの可愛い絵を見ていたら、私も何か描いてみたいなぁって思ったんです。その……ノートをお借りしたのがお昼休みだったので、その後の授業中に……」

加蓮「こっそり落書きをしちゃった？」

藍子「……」ｺｸﾝ

以下略 AAS

16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/03(日) 19:15:55.21 ID:Teht6Z5u0
加蓮「落書きかー。今度ノートにでも藍子の似顔絵でも描いてみよっかな？」

加蓮「それで先生に提出しちゃったりして。藍子のファンがまた１人増えそうだねー♪」

藍子「そう、それなんです！」

以下略 AAS

17:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/03(日) 19:17:26.12 ID:Teht6Z5u0
加蓮「お腹減ってたの？　お昼ご飯、足りなかった？」

藍子「お腹はいっぱいでした。なのに、加蓮ちゃんを思い浮かべていたらいつの間にか……」

加蓮「そんなに私＝ポテトってイメージ強いのー？」

以下略 AAS

18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/03(日) 19:18:26.32 ID:Teht6Z5u0
藍子「……あはは……あの、加蓮ちゃん？　あんまり色んなページを見られると、ちょっと恥ずかし――」

加蓮「藍子ってこういう感じでノート取ってるんだね。おっ、なにこれ。"ここがポイント！"って。犬の絵。可愛いー♪　藍子のも十分可愛いじゃんっ」

藍子「わあああっ！？　それっ、それはええとっ、前に風邪で休んじゃったクラスメイトにノートを見せてあげないといけなかった時でっ、そうしたら分かりやすいかなって思って……！　こっ、これ以上は見るのダメです！」ﾊﾞｯ

以下略 AAS

19:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/03(日) 19:18:56.92 ID:Teht6Z5u0

□　■　□　■　□

加蓮「もぐもぐ……」

以下略 AAS

20:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/03(日) 19:19:26.44 ID:Teht6Z5u0
加蓮「えーっと。で、まとめると、藍子ちゃんはノートに加蓮ちゃんの落書きを描こうとしたけど失敗しちゃった、と」

藍子「そうなんです……」

加蓮「だからさっきからじーっと見てたんだ。私の顔」

以下略 AAS

21:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/03(日) 19:19:56.95 ID:Teht6Z5u0
加蓮「加蓮ちゃんの顔はもうじっくり見たでしょ。どう？　描けそう？」

藍子「う～ん……。ちょっと、再チャレンジしてみてもいいですか？」

加蓮「いいよー。あっ、私が目の前にいたら意味ないよね。うーん」ｷｮﾛｷｮﾛ

以下略 AAS

22:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/03(日) 19:20:26.22 ID:Teht6Z5u0
藍子「～～～♪」

加蓮「……ただいまー」ｽｸｯ

藍子「～～あれっ？　加蓮ちゃん。まだ、絵、描けていませんよ？」

以下略 AAS

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