【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―7―
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◆P2J2qxwRPm2A
[saga]
2019/11/30(土) 16:31:58.88 ID:5uemCYmX0
マークス「マクベス……」
マクベス『よもや、私のことを覚えているとは思いませんでした。もっとも、ガロン王様に泥を塗る不貞な輩に覚えられていたくありませんでしたがね。特にあなたのような存在には……』
マークス「何とでも言うがいい、私は私の信じる道を進む。それがお前達に刃を向ける道だとしてもな」
マクベス『ふん、言葉を濁す必要は無いと言う事ですか。結構、これで気兼ねなくあなた方、暗夜の汚点たる王族を皆殺しに出来るというもの。ふっ、皆殺しにしてしまえば、きっとガロン王様も喜ばれるはず。もちろん、あなたも例外ではありませんよ、カムイ王女』
カムイ「残念ですが、あなたに殺されるつもりはありません。本当の敵を打つまで、私は倒れるわけにはいかないのです」
マクベス『ふんっ。ご安心ください。あなたにとっての本当の敵などに興味はありません。私にとってはあなた方こそが倒すべき敵、ガロン王様の覇道を拒む存在。ガロン王様の紡ぐ覇道を支えることこそが私の使命である以上、あなた方を生かしておくわけにはいきません』
カムイ「ガロン王……」
カムイ(やはり、マクベスさんはガロン王……いいえ、奴の命令に従って戦っているということなのですか……)
カムイ「アクアさん、マクベスさんから奴の気配を感じますか?」
アクア「……いいえ。幻影からは何もわからないわ。だけど、村の中心から奴に似た気配がある。おそらく、何かあるはずよ」
カムイ(その気配の源がマクベスさんに何かしらの影響を与えているのかもしれません。でも、こうして話をすることができるのなら、今が最後のチャンスのはず……)
マクベス『さて、挨拶はここまででいいでしょう。これから殺すあなた方の慌てる姿を見れただけで満足ですので。ふふっ、ふははははははははっ』
カムイ「マクベスさん」
マクベス『む? なんですかな、カムイ王女。もしや、この期に及んで命乞いでもしてくれるのでしょうか。いいでしょう、見せてください。あなたの無様な姿を見れば、私の考えが変わるやも――』
カムイ「あなたは、ガロン王の正体を知っているのですか?」
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