【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―7―
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30: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2019/11/18(月) 20:19:03.04 ID:dhfGnLTA0
新生暗夜軍ジェネラルA「た、たいちょう、くっくるしい……」ガシャンッ

新生暗夜軍ジェネラルB「お、おい、何倒れてるんだ。そんなところで倒れたら、やられちまうぞ!? おい!」ガシャンガッシャンッ

 ボスンッ

新生暗夜軍ジェネラルB「な、なんだ? どうして視界が……さっきまで靄はここまで来てなかったはず――」

 ドクンッ

新生暗夜軍ジェネラルB「がっ……、うっ、な、なんだごれ……、が、がらだが……」

 ビチャッ

新生暗夜軍ジェネラルB「ぐ、ぐる、ぐるじい……。だ、だれが……」ガシャンッ ガシャンッ

 ドサリッ ポタタタタッ

新生暗夜軍兵士「ひっ、な、なんだこれは!?」

 グアアアア――
  ウアアアアア――

マークス「な、何が起きている!?」

アクア「わからない。でも、敵が何かをしてきたことは間違いないわ。あの靄、さっきのように視界を遮るだけじゃ済まないみたいよ」

 ググググッ

カムイ「! 靄がこちらに迫ってきます」

マークス「くっ、この靄に飲まれたらどうなるかわからん。全員、村の中に退避せよ!」

新生暗夜軍兵士「村に急げ、早く!」タタタタッ

カムイ「くっ」タタタタタッ

カムイ(ここは守るべき村でも拠点でもなかった。だからこそ、靄の中を進む私たちに対して、敵は攻勢を仕掛けなかった。そう、ここに私たちが入り込むことこそが狙いだった。これが、いいえ、この村そのものが――)

(マクベスさんが仕掛けた罠なのですね)


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