【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―7―
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259: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2021/03/14(日) 10:54:08.22 ID:S4z9fDAI0
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サクラ「はい、これでもう大丈夫です」

新生暗夜軍兵士「ありがとうございます、サクラ様」タタタタッ

リンカ「どうにか治療も間に合ったみたいだな」

サクラ「ええ、どうにか間に合ってよかったです」

リンカ「しかし、本当によかったのか? あたしたちも合流してもよかったと思ったが……」

サクラ「いいえ、私たちまで合流したら戦力方ですし、シャーロッテさんとルーナさんのお二人ならきっと成し遂げてくれるって信じてますから」

リンカ「ふっ、そうか」

サクラ「はい、だから私たちは二人が成し遂げてくれるその時まで耐え抜くだけです」チャキッ

リンカ「ああ、その通りだ。サクラ、今度はきちんと周囲に気を配ってお前を守るよ。同じ失態をしてシャーロッテにどやされたくないからな」

サクラ「ふふ、よろしくお願いします」タッ

新生暗夜軍兵士「サクラ様、敵は攻勢をかけてくるつもりのようです」

サクラ「わかりました。このまま、敵を引き付けて機を待ちます。だから、その時まで耐えてください。その時が来れば、私たちの勝ちです!」

新生暗夜軍兵士一同『おーーーっ!』



 ザッザッザッ

旧暗夜軍兵士「敵の士気、衰える気配がありません」

旧暗夜軍ランサー女「構わないよ。叩き潰してしまえばいいだけのことなんだ。どうせ、すぐにブレイブの部隊が側面にやってくる。挟み撃ちにして終わりだよ。それでブレイブの方はどうなってる?」

旧暗夜軍兵士「それが、出した伝令は帰ってきていません。かなり乱戦の様相なので、戻るのに手間取っているのかもしれません」

旧暗夜軍ランサー女「まあいい、あいつが来るよりも先に私があいつを仕留めるだけのことだからね」

旧暗夜軍ランサー女(邪魔が入ったけど、今度はそんな邪魔はさせないし、邪魔ができる隙なんて与えるつもりもない。さっさと殺して、手柄をブレイブに見せつけつけるんだ。そしたら……そしたら?)

旧暗夜軍ランサー女「……」

旧暗夜軍兵士「副隊長?」

旧暗夜軍ランサー女「なんでもない。さぁ、一気にせめて奴らの壁に大きな穴をあけてやるんだ!」

旧暗夜軍兵士一同『おーーーーっ!』

旧暗夜軍ランサー女「これで終わりだ、全員進めぇ‼‼‼」グッ ブンッ!

 ドドドドドドドドッ!


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