【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―7―
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216: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2020/10/20(火) 17:38:50.71 ID:T3ldRj+w0
リンカ「わかった、すぐに高度を上げる。サクラは攻撃に――」

サクラ「いいえ、狙うのは正面に見えている隊列じゃありません。その後ろの隊列です」

リンカ「後ろの隊列って、まさか合流しようとしてる隊列のことか?」

サクラ「はい。敵に弓兵はいないので、投擲と魔道砲台の攻撃以外に私たちへ危害を加えることはできません。幸い、今は魔道砲台の攻撃は別の場所に集中していますし、混戦になることを予想してこちらへの攻撃は控えているのだと思います。それに、一騎で敵地に飛び込むなんて自殺行為を行ってくるとは思っていないでしょうし、だからこそ頭上を気を配っている方もいないはずです。そこを狙い打ちます」

リンカ「なるほどな」

サクラ「でも、不意を付けたとしても一瞬です。すぐに敵の多くが私たちに意識を向けて、攻撃してくると思います。ですが、それは同時に敵の隊列が乱れて前進が少し遅れるということにもなるはずです。そうなれば、ジェネラル隊の合流が間に合うかもしれません。だから、その、どうでしょうか?」

リンカ「どうでしょうかって、あたしには違う考えもなければ文句もないよ。考えることは苦手なんだ」

サクラ「でも、とても危険な作戦ですから……」



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