【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―7―
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21: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2019/11/18(月) 18:55:17.11 ID:dhfGnLTA0
新生暗夜軍パラディンA「マークス様、カムイ様の部隊が靄の中へ突入するようです」

マークス「よし、われわれもカムイに続く! いくぞっ!」

新生暗夜軍の兵士たち『おおおおおおーーー!‼‼』

 ドドドドドドドッ

カムイ「よかった、マークス兄さんたちも追いついてくれそうです」

アクア「カムイ、黒靄の奥には防壁が隠れているわ。弓の攻撃に注意しながら進みましょう」

カムイ「はい」

カムイ(ですが、この距離まで来たというのに敵の矢が飛んでくる気配がありません。敵の人員が多くないことは聞いていますが、明らかに攻撃の勢いが落ちている。まるで、誘導されているのかのようです)

カムイ「いえ、そう考えるべきなのでしょうね」

カムイ(ですが、この靄と防壁を突破して村に入り込めれば、この膠着状態を破ることが出来るはず)

ノスフェラトゥ「グオオオオオッ!‼‼‼」

アクア「はっ!」ザシュンッ

カムイ「やああっ!」ドスリッ ザシュンッ

 ブシャアア―― ドサリッ

アクア「カムイ、靄の中に入るわ」

カムイ「はい。アクアさん、失礼しますね」ガシッ

アクア「か、カムイ?」

カムイ「離れないようにしてください。私が先導しますから」

アクア「わ、わかったわ。……お願いね」ギュッ

カムイ「はい、任せてください」

 タタタタタタッ


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