【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―7―
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199: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2020/08/29(土) 22:04:06.45 ID:ZG7QJwZY0
シャーロッテ「そう、それじゃ例えばだけど、敵陣のど真ん中で私が負傷したらサクラ様はすぐに治療しに来るでしょ?」

サクラ「当たり前です。助けに向かいます」

シャーロッテ「即答されるとなんだか照れるわ。だけど、状況を考えたらそれってすごく無茶なことだってわからない?」

サクラ「それはそうかもしれません、でも――」

シャーロッテ「放っておけない、それがサクラ様の考え。だからこそレオン様と一緒に中央戦線に行かないでこっちに残ってくれた。正直、それだけでも十分なのに更に無茶までさせちゃったら、サクラ様ばっかりに働かせているみたいで、その、ちょっと、あれよ」

サクラ「えっと、不公平……ですか?」

シャーロッテ「そう、そういうこと。サクラ様が無茶しないラインで、私たちも行動する。一人しか出来ないことがあるなら、一人で出来る範囲の状況に留めないとね」

サクラ「シャーロッテさん……」

シャーロッテ「だから、安心しなさい、さっき言ったみたいな危険な状態に陥ったりなんてしないからさ」

サクラ「はい、ありがとうございます。でも、怪我をしたらきちんと治療してあげますからね」

ルーナ「それじゃ、そろそろ仕掛けましょう。手筈通りにリンカは空から敵を監視して、攻められそうな場所があったら教えてちょうだい」

リンカ「わかった」

シャーロッテ「魔道砲台があるからジェネラル部隊は私たちが敵と交戦に入るまで待機。戦闘が始まったら各戦列の援護に回って」

新生暗夜軍ジェネラル「はっ、わかりました!」

サクラ「あの、リンカさん……」

リンカ「わかっている。空から見るのがあたしの仕事だが、同時にサクラを望む場所に連れて行くのもあたしの仕事だ。癒すべき相手を見つけたのなら言え、そこに連れて行ってやるさ」

サクラ「はい、よろしくおねがいします」

リンカ「よし、それじゃ行くぞ!」ググッ
 
 バサバサバサッ!

ルーナ「それじゃあたしたちも行くわ、みんな付いてきなさい!」

シャーロッテ「よし、行くぞ!」

新生暗夜軍兵士たち『オオーーーッ!』

 ドドドドドドッ


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