【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―7―
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130: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2020/03/16(月) 10:46:50.99 ID:iwOQrGqD0
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カムイ「アクアさん、戦況の方は?」

アクア「カミラ達はうまくやってくれたみたい、西部の砲台陣地から敵が撤退しているようだわ。だけど、少しまずいことになったわね」

カムイ「というと?」

アクア「中央に到達した敵援軍が、こちらに向かっているわ。残念だけど西部奪還のために敵が動くというシナリオではなくなったみたいね」

マークス「そうか、読みが外れてしまったようだな」

カムイ「ええ、敵が西部砲台の奪還に動くと同時に戦線を押し上げるつもりでしたが、そう、うまくはいきませんか……」

マークス「フローラ、敵部隊の構成は?」

フローラ「魔法を中心としているようです。こちらの部隊構成では厳しい相手になります」

カムイ「中々に厳しい戦況ですね」

ブノワ「それと西部の戦線にいた敵も、こちらに向かってきている。敵の攻撃はさらに激しくなるだろう…」

フェリシア「だ、大丈夫でしょうか?」

カムイ「マークス兄さん、どうします。先ほどの比ではない敵が迫っているようですが」

マークス「ああ、こちらは消耗も激しくなっている。あと耐えられるのも一度くらいだろう。一度下がれば、そのまま押し潰されかねない」

カムイ「カミラ姉さんたちの攻撃が始まって、敵が退くまで耐えるしかありませんか」

マークス「いや、まだ手が無いわけではない」

カムイ「え?」

マークス「作戦の手順を変えるまでだ。至急、東部に向け合図を出してほしい」

新生暗夜軍兵士「わかりました」

カムイ「東部……ということは」

マークス「ああ、今できることはこれだけだ。あとは、それが実を結ぶように信じよう」

カムイ「はい、マークス兄さん」

マークス「全員聞いてくれ、西部砲台周辺の制圧は成功した。援軍到着もあと少しで到着する、ここが雌雄を決する正念場だ。私と共に勝利を掴むため、戦ってほしい」

新生暗夜軍兵士たち『オーーーーーッ!』

フローラ「敵援軍、もうすぐ接触します!」

マークス「新しき暗夜の力、存分に見せつけるのだ!」スッ

「迎撃開始!」バッ



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