男「流行りの異世界転生って奴かよ!」
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18: ◆hXqryVLTis[saga]
2019/11/02(土) 04:38:36.36 ID:1S0Favyno
ゴゴゴゴゴゴ→すん

男「あぁ……女の子なのに足蹴にしてごめん……流石に酷かったな……大丈夫か?」

女魔将「ひっ」ビクッ

男「でもまぁ、目的は分からないけど先に手を出したのはそっちなんだから、恨まないでくれよ?」ニコッ

女魔将「はっはい! 救世主様の事を恨むなどとんでもない事です! 私は女魔将と言います! どうか命だけは……!」

男「分かった。この子連れてってあげてくれ」

兵士1「ハッ!」

男「くれぐれも丁重に扱ってあげてよ?」

女僧侶「お任せください! もし救世主様の御意志に逆らう者がいましたら……」コキン

男「……う、うん」

女僧侶「それではこの改心した迷い子は私が連れていきますね!」スタスタ

スタスタ……

女魔術師「救世主様……凄かったです……」

男「……いやぁ……こんな筈じゃ無かったのにね……なんか急に頭がカッとしたと思ったら、体が勝手に動き出して、もうワケわかんなくなったわ……」

女魔術師「それこそが救世主様の証です! 過去の救世主様も同じだったようですから!」

男「……いやこえぇよこれ!? 口もなんか勝手に動いてたし! いや俺が考えたことではあったんだけど!」

女魔術師「大丈夫です! 害はありませんから!」

男「そういう問題!?」

タタッ

剣娘「…………チッ。これが救世主の力ということか……」

男「あ? なんだテメェコラ?」ゴゴ

剣娘「あ、いや」

女魔術師「剣娘さん……!」

剣娘「いや! 失礼なことを言ったな、と」

男「お、おぉそうか……ごめん、また今カッとなりそうになった……俺こんなに怒りっぽくなかった筈なんだが……」スン

男「というか救世主ならさぁ、なんか光で相手を倒すとかそういうのじゃないの? なんでこんな戦闘民族みたいになってんの?」

女魔術師「それは私にも分かりません……」

男「うーん……」

タタッ

兵士3「失礼します! 救世主様! 陛下が御呼びです! 御同行願えないでしょうか!?」


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