740: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/08/31(水) 00:25:13.26 ID:GEaWwL4j0
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男『お、いたいた』
緋色を見送って小一時間程して、叢雲から連絡があった。港に練習を見に来てほしいと。
久々だし上手くいっていないのかなと、そんな風に思っていた。
男『って、なんだその恰好』
緋色『えへへ』
男『何故その恰好』
体操服。しかもブルマー。
緋色『練習中に濡れちゃって…服は夕張さんに借りたの』
男『なんでこんなもん持ってるんだよ』
夕張『いずれ滅ぶ貴重な装備だと見込んでたくさん確保してあるのよ』
男『滅びるべきはその思考だ』
夕張『感想は?』
男『何かあったのか?』
変態からのインタビューはとりあえずスルー。
緋色『なんだかうまく出来なくて、海にドボンって』
男『それって大丈夫なのか?』
緋色『訓練用の艤装に浮がついてるから。びしょ濡れはどうしようもなかったけれど』
男『そうか…久々だもんな。焦る必要はないさ。ゆっくりやればいい』
緋色『そう、そうよね!うん!』
男『あ、そういや叢雲は?』
夕張『あっちあっち、工廠のほう』
男『一体何の用なんだ?ブルマーみせたいわけじゃあるまいに』
夕張『それは、向こうで叢雲に聞いてきて…』
夕張の表情が妙に暗い。なんなんだ?
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