61: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2019/11/14(木) 05:17:01.78 ID:ilPFB3QM0
江風『でもやっぱこうして見ても提督とさほど変わらないように見えるな』
ん?どういう意味だ?
叢雲『そりゃそうでしょ』
62: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2019/11/14(木) 05:17:55.70 ID:ilPFB3QM0
男『瞳…』
言ってる意味が全然分からない。瞳だって鏡と同じ光の反射だ。
今俺の瞳に反射している姿は彼女達のそのまんまの姿。そうじゃないのか?
63: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2019/11/14(木) 05:19:11.71 ID:ilPFB3QM0
男『取ってどうするんだ?』
江風『なンかカッコ良さげじゃんか』
飛龍『あーなんかでっかいの見える』
64: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2019/11/14(木) 05:19:53.93 ID:ilPFB3QM0
中にあるのは車の白とは対称的に真っ黒な四角い箱。
縦横50cmほどの箱。端的に言ってデカい。
叢雲『これ重さはどれくらいなの?』
65: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2019/11/14(木) 05:20:26.54 ID:ilPFB3QM0
飛龍が車の中に入り反対側をもつ。
飛龍『せーの』
スッ、と先程までビクともしなかった箱が持ち上がる。
66: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2019/11/14(木) 05:20:55.91 ID:ilPFB3QM0
江風『これ全部衣服なのか?』
男『違うよ。生活用品はこれと、これだ』
叢雲『カバン2つだけ?逆にこっちは少なすぎないかしら』
67: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2019/11/14(木) 05:21:24.94 ID:ilPFB3QM0
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【鎮守府:廊下】
飛龍『your best ! my best !生きてるんだから』♪
68: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2019/11/14(木) 05:22:10.18 ID:ilPFB3QM0
男「… 」
わざとやってんのかってくらい騒がしい。
叢雲「いえ、違うのよ…?一応意味のある人選なのよ…」
69: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2019/11/14(木) 05:23:19.04 ID:ilPFB3QM0
江風『ところでよぉ、ひとつ質問なンだけどさ』
男『なんだ?』
江風『この箱ってあの紅ちゃんの隣の部屋に運ぶンだよな?』
70: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2019/11/14(木) 05:26:06.78 ID:ilPFB3QM0
叢雲『え、ノープランなのそこ』
男『ま、窓から行けるか?』
飛龍『ベランダなら網戸とか外せばいけるんじゃない?』
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