456: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/10/25(日) 04:57:38.86 ID:vgJpznfL0
瑞鳳『…』
男『?』
瑞鳳『もう一回』
457: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/10/25(日) 04:58:58.43 ID:vgJpznfL0
男『いい匂いだったな』
いや、この言い方は違うな。表現が違う。というかマズい。変態か俺は。
そういうのではなく、なんだろう、空気というか、雰囲気だろうか。
458: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/10/25(日) 04:59:36.89 ID:vgJpznfL0
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秋雲「なんかあったの?」
画面の向こうから秋雲が問いかけてくる。
459: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/10/25(日) 05:00:08.82 ID:vgJpznfL0
『課長ッ!!』
スリープボタンを押したところで扉のノブに思い切り負荷がかかった音がした。
壊れたろこれはと思ったがどうやら無事だったようだ。
460: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/10/25(日) 05:00:45.88 ID:vgJpznfL0
男『で、何があったんだ』
飛龍『何があったというか、何も無くて良かったというか』
男『意味がわからん。それよりも俺に言う事があるんじやないか?』
461: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/10/25(日) 05:01:20.91 ID:vgJpznfL0
男『一体なんの話をしてるんだ』
飛龍『んーっと。課長はさ、私達空母が艦娘の中でも特殊だってのは知ってるわよね』
男『あぁ、艦載機だろ?』
462: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/10/25(日) 05:01:58.91 ID:vgJpznfL0
飛龍『私達空母はね、なんてゆーかこう、第六感?的な?そういう外向きな力というかさ、そーゆーのが大なり小なりあるわけよ』
男『第六感か。艦娘の中でもそういう認識なんだな』
飛龍『まあね。私達からしたら当たり前なんだけど、他の娘達からしたらこっちが変だって言われるわけよ』
463: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/10/25(日) 05:02:29.66 ID:vgJpznfL0
男『この通り何も無かったよ』
飛龍『だからまあ私の杞憂に終わったってことね』
男『そんなに心配だったのか』
464: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/10/25(日) 05:04:33.56 ID:vgJpznfL0
男『そういや演習は結局飛龍の負けだったのか?』
飛龍『え!なんで分かったの!?』
男『瑞鳳が教えてくれたよ。青が飛龍だってな』
465: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/10/25(日) 05:05:15.44 ID:vgJpznfL0
秋雲「やっぱ何かあったんじゃん」
男「うわっ!あれ、スリープにしたはずじゃ」
秋雲「それはそっち側の画面操作を閉じてるだけで私の方は動かせるの」
466: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/10/25(日) 05:05:53.43 ID:vgJpznfL0
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叢雲『はぁ』
間宮がやけに賑わっているので覗いてみるとどつやら賭けが行われていたようだった。
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