441: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/10/25(日) 04:46:38.86 ID:vgJpznfL0
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午前は座学。午後は航行訓練という流れで毎日色々な駆逐艦達と触れ合ってもらった。
勿論駆逐艦だけではないし、場所も海だけではない。
川内『はーい休憩。十分間ね』
緋色『は〜い…』
場所は長屋の横にあるグラウンドのような場所。
緋色が背負っていたリュックを外しその場にへたり込む。
登山家なんかが背負っていそうな普通のものより二回りほど大きなそれは緋色の小さな体も相まってもはやリュックとは思えない存在感があった。
しかしあれは決して重い訳では無い。実際に中身も確認した。
あの中にあるのは容器だ。リュックにギリギリ入るほどの大きな容器。そこに水が2L入っている。例え緋色でも背負う分には軽い重さだろう。
男『一ついいか?』
川内『…なんでしょうか』
男『この訓練ってどういう意味があるんだ?』
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