307: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/06/15(月) 02:29:12.42 ID:clR9XJvv0
提督「でも夕方頃に寝たのなら一昨日みたいに今頃起きるんじゃないですかね」
男「そこはなんとも。それならそれで今日お風呂に入れられますし」
叢雲「お風呂って長屋の、アナタが使ってるやつよね」
男「あぁ」
お風呂は共同の少し大きめのものだ。如何にも男性用と言った感じだが。
叢雲「あの娘一人で大丈夫なの?」
提督「流石にお風呂くらいは、大丈夫ですよね?」
男「大丈夫かと聞かれたら不安要素はあるとしか言えないじゃないですか…」
お互いに顔を見合わせる。
脱走、なんて事は無さそうだが未だいつ意識を失うか分からない緋色を一人お風呂に入れるのは確かに怖い。艦娘だから溺れたり頭をぶつけたりなんていうのは驚異ではないが。
叢雲「はぁ、仕方ないわねえ」
また叢雲を頼る事になるが致し方ない。
叢雲「…ん」
男「ん、どうした?」
自分がやる、といった素振りを見せていた叢雲が不意に固まる。
叢雲「いえ、別にアナタが見張ればいいじゃない」
男「俺が!?」
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