2:名無しNIPPER
2019/10/27(日) 03:41:39.86 ID:LAC9GZ1m0
男「最後に、もう一度その時の状況を聞かせてもらっていいですか?」
提督「もう一度?報告書に事細かにまとめたはずですが」
男「こういうのは本人に直接聞いた方がいいんですよ」
提督「ほほう。なんだがプロっぽくていいですね」
自分をプロ、と言っていいのかは分からないが理由はそんなんじゃない。
上を通して届けられる文字の羅列なんて一切信用が出来ないというだけだ。
提督「そうですね、報告書と違って長々と書く必要もないので要点だけ話しましょう」
男「お願いします」
言葉の端から伝わってくるくだらないしきたりへの反骨精神に思わず頬が緩んだ。
早朝この鎮守府に到着してからこの部屋に来るまでの僅かな時間だけだが、基本的にこの男の印象は悪くない。
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