114: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2019/12/09(月) 02:34:34.19 ID:PrUZMYEX0
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叢雲「それで、どうだった?一日あの娘(こ)といて」
男「一日と言っても会話ができたのは二回だけだ」
提督「二回?午前中以外にも目を覚ましていたんですか?」
男「ついさっき。それなりに会話はできましたよ。何かを思い出させなければ会話自体はそれほど問題ない」
叢雲「問題は私達の目的がその思い出させる事って点ね」
男「とりあえず先の会話で今後の大まかな方針は決まった」
提督「ほう、それは」
男「まず彼女は鎮守府という組織を一切知らない。ここの事もここにいる3人と他に大勢の艦娘という人がいる、という認識しかない。それを逆に利用しようと思う」
叢雲「利用?」
男「俺が教師として彼女につく。艦娘とはこうやって生まれた時は何も知らないから勉強が必要なんだと言ってな」
提督「あー、あぁ!なるほど。それは良さそうだ」
叢雲「確かに…彼女の負担は少なそうね」
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