14: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/10/27(日) 07:28:50.84 ID:6IHPrfJ20
善子「ほら、私友達とお泊まりなんてあんまりしたことなかったから、こういうのに憧れて」
割とあまり突っ込んではいけない内容に触れてしまったのかも知れない。
果南「でもいいの? 結構狭いよ?」
善子「大丈夫よ。……あ、でもさっきみたいに襲って来たら蹴り落とすからね!」
果南「はい、すみませんでした」
それを出されてしまうと弱い。というか、もしかして私はとんでもない弱みを握られてしまっているのでは?
果南「それじゃあ今日はもう遅いし寝ちゃおうか」
善子「え、もうそんな時間? ……本当だ」
果南「ほら、ヨハネコちゃんとは明日一日遊べるからね」
善子「はーい」
善子ちゃんは素直にベッドへと向かっていった。ヨハネコはというと、ちゃんとマカロンのクッションの上で丸くなっていた。
電気を消して、私もベッドの中へと入っていった。
善子「ねえ果南、ちょっと」
果南「ん? どうした?」
善子「折角だからハグして欲しいんだけど」
果南「襲うのはダメでハグはいいんだ」
善子「そこは全然違うでしょ……」
果南「冗談だって。ほらおいで」
私が腕を広げると、吸い込まれるように善子ちゃんが腕の中へと入って来た。
善子「おやすみなさい、果南……」
次の瞬間にはもう寝息が聞こえて来ていた。
……私、今日眠れるかな?
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