サイタマ「お前って普段、パンツ穿いてないのか?」タツマキ「おやすみ」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/20(日) 21:01:19.25 ID:01arW23NO
「たまにはお酒でも飲もうかしら」

風呂上がりに冷蔵庫を漁りビールを取り出す。
こんな見た目でも私は成人であり、28歳だ。
気分転換にと思い、プルタブを開ける間際。

「あーもう! こんな時に怪人なんて!」

協会からの出動要請で携帯端末が鳴り響く。
やむなくビールを冷蔵庫の棚へと戻して。
着たばかりの寝巻きを脱ぎ捨て、新しい黒のワンピースを頭から被って、準備完了。

玄関なんて私には必要ない。
高層階のベランダから身を翻す。
超能力で飛翔して、現地へと急行した。

「あそこね」

ものの数分で目的地付近まで辿り着いた。
詳しい場所をわざわざ調べる必要はない。
立ち昇る爆炎が、夜空を赤く染めていた。

「随分派手にやってくれたわね」
「むっ!? もうヒーローが来やがったか!」
「この私が来たからにはアンタは終わりよ」
「へっ! このオレ様を甘く見んなよ、戦慄のタツマキ! 貴様への備えは万全だ!」

怪人はまるで、雪だるまみたいな奴だった。
五体は全て真っ黒な球体で構成されており。
そしてその全てから、導火線が伸びていた。


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