【ダンまち】ダンジョンに記憶を求めるのは間違っているだろうか
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6:名無しNIPPER[saga]
2019/10/20(日) 14:57:26.61 ID:hM9eF4zKO

 近くにあった木陰に身を寄せ、一時の休憩を取る。
 その間にリリと春姫が魔石を回収し、ヴェルフがミコトを手当てする。


「おい、ベルもケガしてんだろ? こっちに来いよ」


 確かにベルの額には小さいが先ほどの戦闘中に付いた切り傷があり、端から滲んでいた。


「ありがとうヴェルフ。でも先ずはミコトさんを治してあげて。僕は大した事ないからさ」

「心配無用だベル殿。既にヴェルフ殿によって処置はして頂いた。後は自分で何とか出来る」

「だとさ、ベル。今はお前の方が瀕死だってよ」

「ちょっとヴェルフ、瀕死だなんて参ったな」


 悪戯に手招きするヴェルフに苦笑いを向けながら、ベルは彼らの隣へ腰掛けた。


 


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