【ダンまち】ダンジョンに記憶を求めるのは間違っているだろうか
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11:名無しNIPPER[saga]
2019/10/20(日) 17:37:06.53 ID:hM9eF4zKO


 魔物の沸きに形状の変動、そして今までの戦いをなぞるかの様な遭遇に、妙な気味の悪さを感じた。

 それに何かぼぅーっとするというか、妙な倦怠感をベルは感じていた。それは額に傷を負った時から、徐々に身体へと浸透していく様で、気を抜けば意識さえも手離してしまいそうである。
 しかしそれをみんなに言えば、また心配をかけてしまいかねない。


「皆様今日は一度切り上げるというのはどうでしょうか?」

「そうですね。魔石もこれだけ集まった事ですし、ベル様の手当てが終わったら今日はもう帰ってしまいましょう」


 


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