3:名無しNIPPER[sage]
2019/10/19(土) 05:07:39.12 ID:m9Bbc6Q30
少女「とにかく、貴方は勇者になるべきよ。勇者になって邪悪な魔王を倒し、世界を救うべきだわ」
少年「とにかく、棒は勇者になりたくない。農夫にでもなって野菜を育てて、自分の生活を守れたらいい」
少女「うーん、困ったわね。貴方が勇者になってくれないと大変な事になるわ」
少年「なんだい?世界が魔王に支配されてしまうってかい?」
少女「それもあるけれど、貴方が勇者になってくれないと私が貴方と結婚出来ないわ」
少年「さっきから終始何を言っているか分からないけれど、今の発言は群を抜いて分からないね」
少女「貴方は勇者として旅に出て、私は魔法使いとして貴方にお供するの。険しい冒険を共にする二人は次第に恋に落ち、そして魔王を倒した後に結婚するのよ」
少年「君の夢物語の為に俺を勇者にしないでもらいたいね。大体なんだ、それじゃまるで君が俺の事を好きみたいじゃないか」
少女「何言ってるの。好きに決まってるじゃない。愛してるわよ」
少年「当たり前みたいに言わないでくれよ。ただでさえ俺は初めて知らされた事実に少なからず動揺しているんだから。」
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