黒埼ちとせ「私の、すけべ魔法使い」
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12: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/10/14(月) 01:22:05.58 ID:8UFKsoQO0
――前に、千夜ちゃんには生きがいが必要だって言ったでしょ?

今のあの子にとっては、私がすべてだから。少しでもたくさんの、大切なものを見つけてほしいって。できば、ずっと消えないようなものがいいなって。

もしかしたら、私もそうなりかけていたのかもしれない。

あの子に何かを残してあげたい。いつしか、それがすべてになってしまう――そんな日が、訪れてしまっていたのかもしれない。






ちとせ「あなたの手、大きくてあったかいんだね……」

P「キュンっ」

ちとせ「力が弱まったすきに逃げちゃうよ♪」スタコラ

P「はっ! しまった!」

千夜「お前、率直に言ってキモいです」

P「ち、違う! 待ってくれちとせ! えっと、その……ちとせの手は、小さくて守りたくなるような感じだったぞー!」

千夜「何故感想返し?」

ちとせ「っ………あは」





――そんな閉じかけた世界を、あなたがこじ開けてくれる?

無作法に踏み込んで、無礼に講釈を垂れて、無理を現実に変えてくれる?

だとしたら、きっとそれは……間違いなく『魔法使い』の偉業だよ。






ちとせ「……ふふっ。ばーか♪」



P「それは千夜の特権だろ」

千夜「お嬢さまと言えど許諾をとっていただかなければ」

ちとせ「権利に厳しい!」




おしまい


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