【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/11/12(火) 13:28:21.09 ID:XdewnpbpO
美魚「神北さんで。」
小毬「ほぇ?私?」
美魚「神北さんは絵本を書くのが好きだそうですね、ならばこういうのも得意ではないかと。」
小毬「うーん…怖い話は書いたことないんだよねぇ…うーん…」
来ヶ谷「猥談でもいいんだぞ、小毬くん。」
小毬「えっちな話はもっと難しいよぉ…うーん…あ、こんなのはどうかなぁ?」
小毬「…あるところに、小さい女の子が一人いました…その女の子はあるお人形さんを持っていました。そのお人形さんはマリーちゃんといいました。」
小毬「女の子はマリーちゃんをとっても大切に思い、一緒に遊んでいました。女の子とマリーちゃんは、ずっと一緒でした。」
小毬「ですが、ある日女の子が引っ越すことになったとき、古くなっていたマリーちゃんは捨てられてしまいました…」
クド「わふー…イヤな予感がするのです…」
小毬「そして、引っ越しをし終わった夜の事です。家に一本の電話が掛かってきました…」
少女『はい、もしもし。』
マリーちゃん『あたしマリーちゃん、今ゴミ捨て場にいるよ…』
少女『マリー…ちゃん…?』
小毬「女の子は驚きました。そんな、まさかあのマリーちゃんが…そう思っていると、また電話が掛かってきました。」
マリーちゃん『私マリーちゃん、今コンビニの角にいるの…』
小毬「その後も何回も電話が掛かってきます。」
マリーちゃん『私マリーちゃん、今駄菓子屋さんの前だよ…』
マリーちゃん『私マリーちゃん、今あなたの通う学校の前だよ…』
マリーちゃん『私マリーちゃん、今家の近くの公園の前だよ…』
小毬「少女は気がつきました、マリーちゃんがどんどん家に近づいてきている…」
鈴「…女の子はどうなってしまうんだ…」
小毬「そして、ついにマリーちゃんが家の前にたどり着いた時です…」
マリーちゃん『私マリーちゃん、今あなたの家の…っ!』
小毬「そこには驚くべき姿がありました。なんと、家の前で、女の子が待っていたのでした。」
少女『マリーちゃん!来てくれたんだね!』
マリーちゃん『…!どうして…どうして待ってるの?』
少女『だってマリーちゃんが会いに来てくれたんだもん!』
マリーちゃん『怖くないの…?』
少女『怖いわけないよ、マリーちゃんだもん。むしろまた会えるなんて嬉しい!』
マリーちゃん『そんな…嬉しいなんて嘘…あなたは要らないから私を捨てた…私を捨てたんでしょ…』
少女『それは違うよ、マリーちゃん、私はあなたを持っていきたかったの。だけどお母さんが無理やり捨てちゃったんだよ。古いからって。』
マリーちゃん『っ…』
少女『あなたを捨てることになっちゃったことはごめんね。…でも、今度はもう手放さないわ、絶対に捨てたりなんかしない!…だからマリーちゃん、もう一回お友達になってくれる?』
マリーちゃん『…うんっ!』
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