高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「秋のカフェテラスで」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/10/11(金) 18:49:11.05 ID:kjaCmSrc0
藍子「もし、体調を崩しちゃったら、その時は……加蓮ちゃんが嫌だって言っても、帰れって言っても、加蓮ちゃんの体が治るまでずっと加蓮ちゃんの側にいますからっ」
加蓮「分かったってば。ったく、何なのよその使命感……。もう……」
加蓮「しかもいつの間にか私が妥協したみたいになっちゃってるし! 元々アンタがワガママ言い出したことでしょ、これ!」
以下略
AAS
6
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/10/11(金) 18:49:41.06 ID:kjaCmSrc0
加蓮「だってさ。お願いね店員さん――ん? 何? ……風車が気になるの? じーっと見ちゃって」
藍子「ふふ。じっくり見ていただいて構いませんよ。この風車は、私のお手製なんです。ほんのちょっとだけ自信作で……加蓮ちゃんや店員さんにも見せたくて、持ってきましたっ」
藍子「ふ〜っ♪」
以下略
AAS
7
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/10/11(金) 18:50:12.48 ID:kjaCmSrc0
加蓮「あははっ。ごめんごめん……ほら、藍子。店員さんも頭を下げてるよ。許してあげなよ」
藍子「はい。私は気にしていないので、大丈夫ですっ」
加蓮「良かったねー店員さん。あの藍子に許してもらえたねー?」
以下略
AAS
8
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/10/11(金) 18:51:11.86 ID:kjaCmSrc0
藍子「ところで、加蓮ちゃん。さっき言いかけていた、私の方が――の続きは、何だったんですか?」
加蓮「え」
藍子「……」ジー
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AAS
9
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/10/11(金) 18:51:40.96 ID:kjaCmSrc0
藍子「……」ジー
加蓮「……別に。風車も可愛いけど、それをふーって息で回してる藍子の方が……可愛いなって、ちょっと思っただけ」
藍子「えっ。……そ、そうですか〜。あ、あはは……」
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AAS
10
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/10/11(金) 18:52:11.05 ID:kjaCmSrc0
藍子「風車のお話でしたよね。加蓮ちゃんにも前にお話したことあったかな? 私、ときどき"ものづくりカフェ"に行って、色んな物を作っているんです」
加蓮「多分聞いたことあるなぁ」
藍子「はい。お仕事に使う小道具とか、髪飾りとか……」
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/10/11(金) 18:52:40.81 ID:kjaCmSrc0
加蓮「……」ジー
藍子「?」
加蓮「……ふー」
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AAS
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/10/11(金) 18:53:10.85 ID:kjaCmSrc0
藍子「まあまあ。ええと……。ほら、そのココアだって、いつもの通りの量で、いつも通り美味しかったでしょっ?」
藍子「店員さんだって、ちょっぴりだけ加蓮ちゃんに……その、じと〜、って目を向けていたかもしれませんけれど、きっと加蓮ちゃんのことだって大好きなハズですから!」
加蓮「……」
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AAS
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/10/11(金) 18:53:40.95 ID:kjaCmSrc0
加蓮「ねー藍子ー」
藍子「あげません」ズズ
加蓮「ちぇ」
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/10/11(金) 18:54:13.80 ID:kjaCmSrc0
藍子「加蓮ちゃん。風車を回すのって、ちょっとしたコツがあるんです」
加蓮「コツ?」
藍子「この辺りの角度から……ただ息を吹きかけるだけではなくて、紙を――小鳥さんの羽根を持ち上げるように、やさしく……」
以下略
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