高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「秋のカフェテラスで」
1- 20
10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/11(金) 18:52:11.05 ID:kjaCmSrc0
藍子「風車のお話でしたよね。加蓮ちゃんにも前にお話したことあったかな? 私、ときどき"ものづくりカフェ"に行って、色んな物を作っているんです」

加蓮「多分聞いたことあるなぁ」

藍子「はい。お仕事に使う小道具とか、髪飾りとか……」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/11(金) 18:52:40.81 ID:kjaCmSrc0
加蓮「……」ジー

藍子「?」

加蓮「……ふー」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/11(金) 18:53:10.85 ID:kjaCmSrc0
藍子「まあまあ。ええと……。ほら、そのココアだって、いつもの通りの量で、いつも通り美味しかったでしょっ?」

藍子「店員さんだって、ちょっぴりだけ加蓮ちゃんに……その、じと〜、って目を向けていたかもしれませんけれど、きっと加蓮ちゃんのことだって大好きなハズですから!」

加蓮「……」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/11(金) 18:53:40.95 ID:kjaCmSrc0
加蓮「ねー藍子ー」

藍子「あげません」ズズ

加蓮「ちぇ」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/11(金) 18:54:13.80 ID:kjaCmSrc0
藍子「加蓮ちゃん。風車を回すのって、ちょっとしたコツがあるんです」

加蓮「コツ?」

藍子「この辺りの角度から……ただ息を吹きかけるだけではなくて、紙を――小鳥さんの羽根を持ち上げるように、やさしく……」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/11(金) 18:54:41.07 ID:kjaCmSrc0
藍子「もし、この風車に魔法をかけられるのなら――」

藍子「誰が吹きかけても、からころ……って回ってくれて、見る人みんなが温かくなれるような、そんな魔法をかけます♪」

加蓮「じゃあそういう魔法をかけなさいよっ。藍子、魔女なんでしょ?」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/11(金) 18:56:11.07 ID:kjaCmSrc0
藍子「……」ズズ

藍子「ごちそうさまでした」コトン

加蓮「……なんか、藍子の方からかすかにレモンの匂いがする」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/11(金) 18:56:40.79 ID:kjaCmSrc0

□ ■ □ ■ □


藍子「そうだっ」ガサゴソ


18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/11(金) 18:57:10.94 ID:kjaCmSrc0
藍子「加蓮ちゃんにも、これをあげます。はいっ」スッ

加蓮「お、なに?」ウケトル

加蓮「……メッセージカード?」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/11(金) 18:57:40.95 ID:kjaCmSrc0
加蓮「このメッセージカードは……買ったの? こういうのも売ってるんだ」

藍子「ううんっ。このカードは、もらったものなんです」

加蓮「もらいもの? あ、そっか。よく行くって言ってたし、また常連の特権使っちゃったとかー?」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/11(金) 18:58:10.92 ID:kjaCmSrc0
藍子「前にあのカフェの店員さんから、親しい方に贈り物をするのが恥ずかしくて……ってお話を、して頂いたことがあって」

藍子「このカードは、実体験を元に編み出されたアイディアだそうですよ」

加蓮「ふふっ。でも藍子ちゃんは直接言えるから、無用の品だねー?」
以下略 AAS



36Res/29.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice