静香「まさか、こんな日が来るだなんて」
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76:名無しNIPPER[saga]
2019/10/07(月) 20:28:22.45 ID:pYPvRrqT0
静香「私は、千早さんへの憧れを捨てるつもりはありません。
  だって……あなたならきっとまた私を超えてくれるって、そう信じてますから」

千早は息を呑んだ。
静香が揺るぎなく言い放った言葉……『きっとまた私を超えてくれる』。
それはつまり、自分の勝利を前提とした発言。
これ以上ない宣戦布告。
自身を鼓舞するため、千早に意志を示すため。
そんな意味合いも幾分かはあっただろう。
だがそれは間違いなく、静香の本心であった。

勝利宣言と同等の言葉をあの静香が、あの千早に言い放った。
その事実に千早は身震いした。
笑みすら零れかけた。
だが、まだ早い。
ぐっとこらえ、千早は目線を逸らす。
そしてステージを見据え、

千早「なら、証明してみせて。言葉ではなく、ステージで。あなたの歌で」

静香「ええ……。もちろん、そのつもりです」


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