静香「まさか、こんな日が来るだなんて」
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37:名無しNIPPER[saga]
2019/10/06(日) 21:06:04.10 ID:T5VGsdE90



ジュリア「――悪いね。助けになってやれなくてさ」

静香「いえ……。こちらこそ、時間を取らせてしまってごめんなさい」

ジュリア「……頑張りなよ、シズ」

静香「はい……。それじゃ、もう行きますね。ありがとうございました……」

扉を閉め、静香は俯いたまま部屋を離れる。
もう、ため息すら出ない。
頼みにしていたジュリアでさえ何も分からないと言う。
プロデューサーは頼れないし、次はどうすれば……。

と、自分の足元しか見えていなかった静香の耳に、正面からの声が聞こえた。

春香「静香ちゃん……? どうしたの?」

静香「え? ……あ……」


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