高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「鼻歌交じりのカフェで」
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:48:24.57 ID:y4CKh3wJ0
藍子「そうではなくて……加蓮ちゃん、自覚がなかったかもしれませんけれど、途中から、どうやったらPさんに興味を持ってもらえるか、とか、どうやったら面白いって褒めてもらえるか、とか……」

加蓮「げぇ」

藍子「ずっとPさんのお話をしていたんですよ。ううん、最後の方は……もうずっと夢中になっていた時は、ときどき、私のことも言ってくれてて」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:49:24.27 ID:y4CKh3wJ0
加蓮「あー、返信は後にしてもらうようにしたから、今日はもう大丈夫だよ」

藍子「後にしてもらうということは、Pさんはお忙しい感じですか?」

加蓮「ううん、別に。今お菓子食べてるんだって」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:49:55.20 ID:y4CKh3wJ0
加蓮「っと」パッ

加蓮「今やり取りばっかりしてると、目の前の藍子ちゃんが拗ねちゃいそうだし? だから返信は後にしてもらうことにしたよ」

藍子「あはは……。言い直さなくても」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:50:26.03 ID:y4CKh3wJ0

□ ■ □ ■ □


藍子「さっきのお話になりますけれど、それが加蓮ちゃんの中にいる私なんですか?」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:50:55.93 ID:y4CKh3wJ0
加蓮「マスコットの藍子ちゃんと、女王な藍子様の話は置いといてさ。そろそろ聞いてみたいな。藍子の中にいる加蓮ちゃんのお話」

加蓮「そういうの、たまに確認した方が安心できるっていうか?」

藍子「え? ……もしかして、何か不安になるような――」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:51:24.89 ID:y4CKh3wJ0
加蓮「じゃあさ藍子。私がもし歌鈴や茜とすごく仲良しになったら、このカフェで2人でのんびりする時間も減っちゃうかもしれないよ? 藍子ちゃんはそれでいいのかなー?」

藍子「うぐっ……」

加蓮「ふふっ」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:51:55.28 ID:y4CKh3wJ0
藍子「心理テストでは、あまり直接聞かれることってありませんよね。あなたは私のことをどう思っていますか、なんて」

加蓮「何かに例えたりするよね。目の前の友達を料理に例えてみてください、とか」

藍子「ふんふん」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:52:25.05 ID:y4CKh3wJ0
藍子「加蓮ちゃんの中の私が、もしこういう風になっていたら嫌だなぁっていうの――」

藍子「……う〜ん。例えは、あんまり思いつきませんね」アハハ

加蓮「えー。そこ聞いてみたかったのに」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:52:55.25 ID:y4CKh3wJ0
藍子「加蓮ちゃんの中にいる私……。う〜ん――」

加蓮「あれ、まだ考えるんだ」

藍子「加蓮ちゃんに言われたら、気になっちゃって。それに、加蓮ちゃんが聞きたいって言いますもん。それならもう1回、考えてみようかな……って」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:53:25.10 ID:y4CKh3wJ0
――数分後――

藍子「」プシュー--...

加蓮「……たまに思うけどアンタって結構アホっていうか、変なところでパッションだよね」(ココアを啜りつつ)
以下略 AAS



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