20:名無しNIPPER[saga]
2019/10/05(土) 21:18:44.02 ID:pLwUdLuz0
育「夢は夢として眠るときに見るものでしょう?――♪」
紬(中谷さんのかわいらしい歌声……おそらく歌詞の意味もしっかりとは汲みきれてないはず。それでも、何かを伝えようとする真っ直ぐさはちゃんとわかる)
紬(けれどそれなら、最初からこの曲のすべてを理解しているジュリアさんが歌えばいいこと。中谷さんに歌わせた意図って、一体……?)
紬「……あ」
紬(今、何かが見えたような気がする)
育「嬉しくなって優しくなって前よりちょっと強くなるの ほらあたしにだって出来ることが少しずつ増えてゆくよ――♪」
ジュリア「サンキュ」
育「ありがとうございました!」
紬「……」パチパチパチ
P「どうだった、紬。感想を伝えてやってくれ」
紬「ええ。とても素敵でした。そうですね……ジュリアさんが歌われるこの曲は、星が降る夜のようなイメージなのですが――」
紬「――中谷さんが歌うと、木々の繁る暗い森に木漏れ日が差して輝いているような……違った情景が感じられました」
ジュリア「ああ。きっとそれこそが、育がこの曲を歌う醍醐味だ。やっぱりあたしの見立ては正しかった」
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