少年「アヤカシノート」
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57: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/10/07(月) 22:45:05.78 ID:qAvjVlqX0
ーーー朝 学校ーーー



シトシト



少年「はぁ……雨…」

少年(じめじめして気持ち悪い。靴下も濡れた)



包帯少女「」テクテクテク



少年(少女さん、遅刻ギリギリだ…)

テクテク

包帯少女「……」ストッ

少年「……」

少年(もう…挨拶を交わすことも……)

少年(僕は何がしたいのだろう)

少年(少女さんのことをどう思いたいのだろう…)

少年(こんな自分に手を差し伸べてくれた彼女に対して、僕がしたことと言えば…)



ーーーーー

──ここでこいつを突き落とせばいい

ーーーーー



少年(……あの声……僕の意志だったのか?)

少年(今思えば聞き覚えのある声だった……でもどこで……)

教師「──はいはい、静かにな」

教師「ホームルームの前に、お知らせだ」

教師「今日からうちのクラスに転校生が入る」

ザワザワ

「この時期に転校?」

「何やらかしたんだろうな」

「ヤンキーとか勘弁…」

教師「静かにしなさい!訳ありじゃなくて、明日の基礎学力テストを受けるために今日転入という形で来ただけだ」

教師「入っていいぞ!」



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