400: ◆7jwTcAQqF.Dj[saga]
2020/02/18(火) 23:51:05.65 ID:Yxrt9fKO0
派手娘「どうせあのインチキマジックでお茶を濁すだけでしょうが」
派手娘「しかも、なーにさも何でもありませんでしたって顔で居るのよ。封印されたんじゃなかったの?」
猫又娘「封印されたんはさ、妖禍子じゃん?」
猫又娘「だから私も少女さんも人間の部分だけがこうやって戻ってこれたと思ってるんだー」
猫又娘「…まあつまり、私のマジックパワーはもう使えないんよね…」トホホ
派手娘「へぇ、そういうこと」
ガシッ
猫又娘「…にゃ?」
派手娘「じゃあ小賢しい真似はもう出来ないのね。残念だわー、あんたの手品楽しみにしてたのに」ニコニコ
猫又娘「ははは…それはどうも」
猫又娘「あの、この手は…?」
派手娘「ん?安心しなさい。最低限の勉強くらい、あたしが直々に仕込んであげる」ニッコリ
猫又娘「遠慮しますっ!!?」
派手娘「あんたのためを思ってやってやんだから感謝して欲しいわねー」ズルズル
猫又娘「いーやーだー!そもそも仕込むってなにさ!?教える、じゃないん!!?」ヒキズラレー
タスケテー!
少女「あーあ、行っちゃった」
少女「ま、あれくらい荒療治しないとやるようにならないから丁度いいかもね」
少年「………少女さん」
少女「ん?」
少年「また、よろしく」
少女「……」
少女「…友達として?」
少年「え?それはどういう…」
少女「ふふっ。さぁ?」
少年「なんだそれ…!気になる、教えてくれよ!」
少女「知らなーい。きみから言ってくれないならぼくも教えないよ♪」
少年「なっ…」
少年「………僕は………ただ、きみが………」
少年「……………」
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