385: ◆7jwTcAQqF.Dj[saga]
2020/02/18(火) 23:00:39.29 ID:Yxrt9fKO0
少年(……思えば)
少年(彼女はいつも僕のことを見ていてくれた)
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少女「――諦めないで、ちゃんと精一杯抵抗してるんだなって」
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少年(どんな時でも弱音を吐かずに)
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包帯少女「――ぼくも、またきみとお喋りしたい」
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少年(ふと気付くと、僕の前に立ってて…それが僕の道しるべになっていた)
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包帯少女「――ぼくはね、きみと出会えて良かった」
ーーーーー
少年(僕だって、少女さんに勉強を教わるのは分かりやすかったし、二人野球も暇つぶしなんかじゃないくらい楽しかったよ)
少年「はぁ…はぁ…」タッタッ
少年「はぁ……はぁ…」タッタッ
少年「!っと…」ヨロッ...
少年「……はぁ……は…」...タッタッ
少年(………)
――大丈夫。きっとまた会えるから。
少年(……)グッ...!
少年「……約束だよ……はぁ…」タッタッ
少年「はぁ……は…」タッタッ
少年「――絶対、忘れないから!」
タッタッタッタッ...
少年「はぁ……え゙ふっ」
少年「…っはぁ……はぁ……」
少年(着いた…)
少年(…階段、こんな短かったっけ?けど足がものすごく怠い…)
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