少年「アヤカシノート」
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366: ◆7jwTcAQqF.Dj[saga]
2020/02/18(火) 22:35:14.58 ID:Yxrt9fKO0
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ガンッ! ズシャッ!

派手娘「」ズガッ

猫又娘(おぉ…鬼神の如き、とはまさしくああいうのを言うのでは)

夢見娘「……」ポワッ

「ゥ゙……」パタン

猫又娘(あれは、眠らせてるんかな?)

夢見娘「……」チラ

夢見娘「……夢を見せてあげてるの。それだけ……」

猫又娘「そ、そなんだ」

猫又娘(気付かれてた…)

派手娘「無駄話してる暇あんなら手動かしなさい!」

猫又娘「なにさ!サボってんじゃないかんね!」ポンッ

派手娘「勝手にここに居残ったんだからもっと役に立ちなさいよ」

猫又娘「派手娘さんのために残ったわけじゃないですしー。自意識過剰なのん??」

派手娘「…あんたも一緒にぶちのめしてもいいのよ」

猫又娘「おーこわ」



ササッ

シュッ ドカッ

ヒョイッ

ポン、ポンッ



猫又娘「……派手娘さんはさ、なんでこいつらと戦ってたの?」

派手娘「あ?」

猫又娘「人助けをしようなんて考えてたんじゃ…ないよねっ」テイッ

派手娘「……」

派手娘「気に入らないのよ」バシ

派手娘「あたしらの前にいきなり現れて、荒らしてく」

派手娘「別に好き勝手生きる分には構わないわ。けどこそこそとあたしにちょっかいかけるってんなら容赦しない」

派手娘「あたしはあたしが気に入らないものをぶっ飛ばしてるだけよ!」ドスッ

派手娘「誰かさんみたく世界を助けるだの高尚な志なんか持ってないわ、残念だったわね!」ズガン

猫又娘「……へんっ」

猫又娘「私とおんなじじゃん」

派手娘「は?バカ言ってんじゃ――」

猫又娘「私だって、私が笑っていられるように」

猫又娘(キミともっと笑っていられるように)

猫又娘「私の世界を守ってるんだ。人のためじゃない、私のために私は動いてる」

猫又娘「だから、おんなじだ」サッ

ポンッ



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