少年「アヤカシノート」
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299: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/01/14(火) 04:03:05.14 ID:hBUPAlst0
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高学年「ここの公園は俺らが使うんだから他所に行けよ」

帽子「まぁそんなかたいこと言わずにさー、みんなで仲良く、ね?」

低学年の子たち「「「………」」」

高学年「やだよ、狭くなんじゃん」

帽子「あ!ならさ、こういうのはどう?そのボール使ってドッチボール勝負!勝った方が今日この公園を使える!」

高学年「えー?チビ達とやんの?どうせ弱い者いじめしたとか言って先生にチクる気だろ」

帽子「ノンノン。あの子たちの代わりに僕と、この人の二人で相手しますぜ」

猫又娘「わ、私も?」

高学年「……ぎゃはは!たった二人かよ!俺たち六人いるけど、速攻で負けても文句言うなよなー、はははっ!」

高学年「しかも一人は女子かぁ。ま、痛くないように当てっから安心しな」プクク

猫又娘「」ムッ





ーー5分後ーー

高学年「ま、参りました……」

猫又娘「……ふぅ」

帽子「わお…」

高学年「…ちぇ、分かったよ。約束だかんな、今日は俺らが別んとこ行くよ」

テクテク

帽子「また遊ぼうねー!」

高学年「うっせ!バーカ!」

帽子「……にしても、きみすごい機敏──」

テテテッ

低学年女子「お姉ちゃんありがとー!」

低学年男子「すっげー!どうしたらあんな風に動けんの!」

ワーワー!

猫又娘「え、え…!私は、えっと…」

帽子「……はは」

帽子「みんな?公園を取り返してくれたお姉ちゃんにお礼だ!」

低学年の子たち「「「お姉ちゃんありがとうございました!」」」

猫又娘「……どう、いたしまして」テレテレ





キミといるようになってから、この世界に溢れてる愛が、少しずつ見え始めてきた。







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