253: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/12/22(日) 05:24:07.29 ID:hGyrOzpP0
ーーー翌朝 学校ーーー
ガラッ
派手娘「……」テクテク
猫又娘「──やることは変わらないさ。これからは二手に分かれて動いてくよ」
少年「僕と猫又娘さん?」
猫又娘「んにゃ、私が一人で。きみらはペアでね」
猫又娘「少女さんの方が、もっと積極的に少年君のこと守ってくれそうよね」ニヒッ
派手娘「」テクテク
猫又娘「あ…」
派手娘「……」テクテク
猫又娘「……」
派手娘「」スッ(席に着く)
猫又娘「………」
猫又娘「…んで、明日から夏休みに入っちゃうし、集まる場所とか細かい予定も──」
少年(……猫又娘さん……)
少年(昨日派手娘さんが去ってから、猫又娘さんはいつものように勝気な声で言っていた)
ーーーーー
猫又娘「──私がきみらを騙すだのなんだの、そんなことあるわけないからねっ!」
猫又娘「失礼しちゃうよまったく、あの人は!もう知らない!」
ーーーーー
少年(…確かに僕は、猫又娘さんが僕らを裏切ってどうこうするだとか、そんな考えが浮かんだことはなかった)
少年(派手娘さん……この人には何が見えているんだろう)
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