少年「アヤカシノート」
1- 20
250: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/12/22(日) 05:19:19.15 ID:hGyrOzpP0



全員「………」

猫又娘「……これ、アヤカシノート…?」

少年「!」ガサゴソ

少年「僕のカバンに入ってたやつだ」

包帯少女「今、吸い込まれていった…ね」

三人「……」

猫又娘「…す、すごい!」

猫又娘「これ私があげたやつだよね!こんな力があったの!?」

包帯少女「ってことは本物は」

猫又娘「うん。もっと強い力を持ってるに違いないよ」

猫又娘「ねぇねぇ少年君!もっかいやってみせて!」

少年「…今の、僕が狙って起こしたんじゃないんだ」

猫又娘「?じゃあなんでいきなり…」

少年「……」

スッ パラパラ

少年「……あ」

包帯少女「今の妖禍子だね」

猫又娘「どれどれ…」ノゾキコミ

猫又娘「…絵?になっちゃったんだ」

猫又娘「本物のノートは書いた妖禍子が出てくるけど、こっちのノートは妖禍子を吸い込む、と?」

猫又娘(我ながら凄まじいものを作ってしまったのでは)

少年「逆にこれを何冊も使えば奴らを封印出来たりしないかな」

猫又娘「!なるほど!量産なら簡単に出来るから──」

猫又娘「…けど、用意したところで使いこなせるかも分かんないしなぁ。この辺の妖禍子全部となるといくつ必要になるんだろ」

包帯少女「結局のところ、ますます本物を見つけ出さなきゃいけなくなったってことだね」

猫又娘「うむ、そうなるね」

猫又娘「この奇妙な生活もいよいよもって終わりが見えてきたわけだ!」

ワイワイ



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
409Res/508.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice