240: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/12/22(日) 05:00:05.60 ID:hGyrOzpP0
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猫又娘「…!居た、あそこ!」
派手娘「……」
少年「まさか本当にここにいるなんて…」
猫又娘「妖禍子を倒し続けてるならたくさん集まる神社に居るかも…って、少女さんの洞察力には感服ですな」
包帯少女「大袈裟だって。…現に妖禍子を相手にしてるわけじゃなさそうだしね」
少年(妖禍子自体はそこらに湧いてるのに……異常な光景だ)
猫又娘「うーむ、むしろあれは」
猫又娘「…落ち込んでる?」
派手娘「……別に、友達とか…」
三人「!」
少年「今の…」
包帯少女「…うん」
猫又娘「ばっちり聞こえた」
少年(やっぱり、派手娘さんでもひとりは寂しいんだ)
包帯少女(あの子も人の子ってことだね)
猫又娘(強がってるのはそっちじゃん。本当は人恋しいくせにさ)
猫又娘「…二人とも!」
派手娘「……」
トットットッ
猫又娘「や、さっきぶり」
少年・包帯少女「「……」」
派手娘「…あんたら…」
派手娘「…よくノコノコあたしの前に出てこれたわね」
猫又娘「……」
猫又娘「いいよ、別に」
猫又娘「私を締め上げるっていうんでしょ?ちょっと理不尽だけど、それくらいであなたの鬱憤が晴れるなら付き合ってあげる」
猫又娘「私は心が広いからねっ」
猫又娘「そん代わし」
スッ(手を差し出す)
猫又娘「あなたのこと、もっと教えてよ」
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