235: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/12/22(日) 04:51:59.51 ID:hGyrOzpP0
同級生C「……お菓子、いる?」
夢見娘「……」コク
スッ...
夢見娘「………」ジー...
夢見娘(そういえば少し…お腹が空いてる…)
夢見娘(……今、何時?時計、時計……)
同級生C「――1時10分。もうすぐ昼休みも終わるとこ」
夢見娘「!」
同級生C「…で、よかった?」
夢見娘「……なんで……」
同級生C「分かったのかって?」
同級生C「ちょびっとだけだけど、夢見娘さんが何考えてるのか分かるようになってきたんだぜぃ」
同級生C「へへっ、これで夢見娘さん検定二級くらいは合格かな」
夢見娘「……」
同級生C「…そのさ、何かあったら気負わず吐き出してよ」
同級生C「愚痴でも弱音でも溜め込んでる方がよっぽど辛いっしょ」
同級生C「俺に出来ることなら……あー、夢見娘さんの助けになりたいから、さ」ポリポリ
夢見娘「………」
同級生C「………」
同級生C(これは…驚いてる顔だろうな)
同級生C(今更ながらあんなクサイ台詞、恥ずかしくなってきた…)
同級生C(けどま、暗い雰囲気は消えたしこれでよかったんだ。うん)
同級生C「さて、次はなんの授業だったかねー」
…クイッ(袖を掴む)
同級生C「…!」
夢見娘「………チャイム、なるまで」
夢見娘「そばに居て…」
同級生C(………!?)
同級生C(夢見娘さん…?)
夢見娘「………」ジッ
同級生C(…この上目遣いは反則だ)
同級生C「喜んで」ニッ
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