212: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/11/08(金) 01:03:37.71 ID:uBwrWeJb0
少年(少女さんの家で過ごす……)
少年(……)ドキドキ
猫又娘「どうどう…!分かった分かったよ!」
猫又娘「少年君には私が付いてるから、それで手打ちにしよ…!」
包帯少女「…あなたが?」
猫又娘「だいじょーぶ!少年君の家に居る時は見つかんないように」
ドロン
仔猫「ニャーオ」
ドロン
猫又娘「こうやって猫になっとくから」
包帯少女「……ちゃんと少年君の壁になってよ」
猫又娘「ご安心を」
猫又娘「………ん?壁?」
包帯少女「そういうわけだから少年君も、妖禍子に近付いちゃわないよう気を付けること」
少年「う、うん」
包帯少女「…ぼくの家は…普通に遊びに来る分にはいつでも、来てよ」ボソ...
少年「!…」
少年「」コクリ
少年(この騒動が解決したら…お邪魔させてもらおう)
猫又娘「さーて!」
猫又娘「それではおさらいでもしましょっか!」
猫又娘「私たちがこれからやるべきこと、知るべき事実!」
猫又娘「まずはトドノツマリ様と本物のノート探し」
猫又娘「トドノツマリ様は妖禍子の封印方法を知ってるかもしれないし、夢見娘さんが生まれたみたいに本物のノートが大きな鍵になる可能性もあるからね」
少年(……ノートに……トドノツマリ様……)
猫又娘「あとは元凶君の過去」
猫又娘「少女さんが時折見るっていう夢。それが紐解ければ、一連の出来事の根っこを掴める」
包帯少女(……あの夢は強い怒りだけじゃない)
包帯少女(微かに悲しみの念も混ざってる)
猫又娘「そして……あー、これが前途多難なのですが……」
猫又娘「──派手娘さん説得作戦」
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