少年「アヤカシノート」
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185: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/11/08(金) 00:17:32.91 ID:uBwrWeJb0
■第六幕 マブタのストーカー■



ーーー休み時間ーーー

少年「少女さん…!」

少年「二つ編みさんって…!僕の勘違いじゃないんだよね、このクラスに居たよね!?」

包帯少女「……」

少年「みんなおかしくないか…?二つ編みさんなんて初めから居ないみたいに振る舞って…」

少年「少女さんもあの人のこと覚えてる……んだよね…?」

猫又娘「…ね、こうなったらもう」

包帯少女「………」

包帯少女「少年君、二つ編みさんがどんな人だったかって言える?」

少年「え、と……いつも勉強してる人。少女さんが僕にテスト勉強つけてくれてた時もひたすらやってたっけ」

少年「こんな髪型で、あんまり他の人と話してる印象がないけど…成績は毎回トップだったはず…」

包帯少女「……そうだね」

包帯少女「合ってるよ、ぼくの知る二つ編みさんと」

包帯少女(……)

包帯少女「…今この町に起きてること、きみにも話しておくよ」



.........





少年「──じゃあ…二つ編みさんはそのアヤカシってやつに消されたってこと?」

包帯少女「多分。あの子のおばあちゃんも同じ居なくなり方しててね…その人に関する記憶ごとなくなってるっていう」

少年「………」

少年「……で、そっちの猫又娘さんは……」

猫又娘「どーも、良い子な方の妖禍子、猫又娘ちゃんです♪」

包帯少女「ぼくも初めはちょっとびっくりしたけどね。いたずら好きの猫って思えば違和感ないんじゃない?」

少年「あ、確かに」

猫又娘「あれはみんなを楽しませる手品だからっ」



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