少年「アヤカシノート」
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164: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/10/28(月) 02:44:38.65 ID:OOuoymdI0

二つ編み「……祖母の書店で、調べ物を……」

二つ編み母「あのおばあさん…!またあなたに余計な時間を使わせたのね!?」

二つ編み母「あぁ嫌だわ…!もっと遠くに越せば良かった!そうすればあなたが無駄な寄り道をすることもないのに!」

二つ編み「!…嘘ついたことはすみません。でも必要な調べ物だったんです」

二つ編み母「あなたに今必要なのは成績でしょう!他は二の次!」

二つ編み母「もう高校合格するまで、おばあさんに近付いちゃ駄目ですからね!」

二つ編み「なっ…成績はちゃんと取り返します!祖母は関係ありません!」

二つ編み母「口答えする気……?」

二つ編み「その調べ物だって勉強に集中するために必要なものなんです」

二つ編み「何でもかんでも無駄だゴミだって、決め付けないで下さい」

二つ編み(…あ)

二つ編み母「」ブチッ

二つ編み母「あなたねぇ…!」

二つ編み母「誰のおかげで生活出来てると思ってるの!?路頭に迷いかけてたあなたを引き取った恩を──」

二つ編み(やってしまった)

二つ編み(つい、口から零れてた)

二つ編み(だって今日の全てを否定されたような気がしたんだもの…)

二つ編み母「──あなたが救われた恩はあなたの人生をかけて返すべきでしょう!親が誇れる子供になる。私は無理なことは一言も言ってないはず──」

二つ編み(耳障り…)

二つ編み母「──それなのに最近──だったその成績──、─!──つもり───!?」

二つ編み(あれ…?)

二つ編み母「───!──、────」





二つ編み(この人の顔、のっぺらぼうだったっけ?)





二つ編み(声も、喋ってるのは分かるのに聞こえない……)

二つ編み「あの…すみません」

二つ編み「さっきから何を言ってるのか全然分からないんですけど…」

二つ編み母「〜〜っ!」

二つ編み母「」ギャーギャー

ガミガミ

二つ編み「……?」







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