130: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/10/19(土) 02:48:39.94 ID:uZMymJ9Z0
包帯少女「──お昼、一緒にあの校庭まで行こっか」ニッ
少年「…是非行こう!」
包帯少女「ふふっ、なにその意気込み」
夢見娘(………)
夢見娘(よかった)フッ
同級生C「!?」
同級生C「今、笑った…?」
夢見娘「!」ハッ
夢見娘「……わ、笑ってない」
同級生C「え、嘘だよ!今絶対笑ってたよねっ。口元がニヤッて…!」
夢見娘「……っ…」プイッ
同級生C(やっばいな本当かわいいこの子)
同級生C「そうだもう一回だけ今の笑顔お願い!今度はちゃんと残しておけるように絶好のシャッターチャンスを──」スマホカマエ
夢見娘「……」ジトー
同級生C「──待っていよう、か……なんて」
夢見娘「……」
同級生C「……」
夢見娘「………」
同級生C「…すみませんでした」
夢見娘「……お菓子……」
同級生C「んえ?」
夢見娘「くれたら、許す……」
同級生C「…!あげるあげる!いくらでも食べて!」ガサゴソ
夢見娘(……)チラリ
少年「─、──。」
包帯少女「──?」
猫又娘「──♪───!」
夢見娘(…うん)
君の、笑った顔。
それを守れれば幸せだなって。
きみの近くにはもうきみを助けようとしてくれるヒトたちがついてるから……
私は私にしか出来ないことを続けてみようと思いました。
409Res/508.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20