少年「アヤカシノート」
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110: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/10/15(火) 03:30:55.60 ID:AthaJ31d0



猫又娘「………」

猫又娘(なーにやってんのかなぁ、あの二人は!)

猫又娘「」ガタッ



スタスタスタ



──ポン(二人の肩に手を置く)

少年・包帯少女「「」」ビクッ

猫又娘「…ほら、少年君」

少年「……少女さん、これ」

スッ

包帯少女「…本?」

少年「うん。この前話してたやつ。僕のおすすめ。…少女さんにあげるよ」

少年「だからその……また、色んなお喋りとかしてくれると嬉しい…な、って…」

包帯少女「………確か、主人公が記憶喪失で始まるって物語だっけ」

少年「!覚えててくれたの?」

包帯少女「まあね」フフッ

包帯少女「だってあの時の少年君あんまりにも熱心に喋ってたから」

少年「そ、そうだったかな…?」

包帯少女「……うん、ぼくも、またきみとお喋りしたい」

少年「─!」

包帯少女「お昼、一緒にあの校庭まで行こっか」ニッ

少年「…是非行こう!」

包帯少女「ふふっ、なにその意気込み」

猫又娘「」ウンウン

猫又娘「よかったよかった。美しきかな友情……だよ!」





やっぱり笑顔が一番……だよね!







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