【のんのんびより】れんげ「転校生が来たのん!」
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7:学園長  ◆86inwKqtElvs[saga]
2019/10/04(金) 01:04:15.14 ID:QcZxi7T/0

(旭丘分校 教室)


小鞠「蛍、工作一緒に作らない?」

蛍「あ、はい!」

 転校生は姉ちゃんといる時はうちらに対する笑顔とは全く別の笑顔になる

 それがなんだかはわからないけど、姉ちゃんに対する笑顔は、なんだか怖く感じる

夏海「れんちょん、じゃあうちらも一緒に組もうか」

れんげ「あぁい!」

夏海「ふふーん、そうだ」

夏海「姉ちゃんたち、勝負しようぜ?」

小鞠「はあ、勝負?」

夏海「勝った方が……駄菓子屋おごり! どう?」

小鞠「勝負って何よ、大体」

夏海「決まってんじゃん、よりいい点数とった方の勝ち!」

夏海「こっちはうちとれんちょん、そっちは姉ちゃんとほたるんの合計点!」

夏海「どうだ!?」

小鞠「パス。そんな子供っぽいことやってられないし」

夏海「何だよノリ悪いなー」

 でも予想はできてた。最近の姉ちゃんは転校生の方を優先してるから

 転校生は、姉ちゃんが言うならと言った感じで、うちの提案に良いとも悪いとも言わない

 なんだか、無視されてるみたいで、正直腹が立つ

れんげ「うちはなっつんに賛成なん!」

れんげ「物事は褒美がないとダメなのん!」

夏海「れんちょんよく言った!」

夏海「何より既に勝つこと前提の発言はポイント高いぞれんちょん!」

蛍「…………」

蛍「小鞠先輩、れんちゃんもそう言ってますし」

蛍「私は構わないので」

 転校生が笑うと、姉ちゃんも渋々といった感じでようやく乗ってきた

 転校生が来る前は、姉ちゃんももっとノリが良かったんだけど

 転校生の前では大人っぽい先輩をアピールしてるのが、見え見えだった

 多分、姉ちゃんなりに村の噂から転校生を守ってるんだって、それはわかるんだけど

 肝心の転校生が、イマイチ何を考えているのか、わからない




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