【のんのんびより】れんげ「転校生が来たのん!」
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3:学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2019/10/04(金) 01:01:36.91 ID:QcZxi7T/0
(宮内家 夕食時)
一穂「あー、今日もいっぱい働いたよー」
れんげ「ねえねえ、ずっと寝てたようにしか見えなかったん」
一穂「いやいや、これでも見えないところで働いてるんよー」
れんげ「…………」ジー
一穂「れんちょんは相変わらずイノセントな目で大人を見るなあ」
れんげ「ねえねえ、聞きたいことがあるん」
一穂「んー?」
れんげ「ほたるん、なんであんなに寂しそうなん?」
れんげ「うちはもっと仲良くしたいん」
一穂「あー」
一穂「すぐには難しいかも知らんねー」
れんげ「…………」
れんげ「うちは学校、すごく楽しみにしてたん」
れんげ「ほたるんは学校、楽しくないのん?」
一穂「れんちょんだって、知らない人ばっかりの場所にいきなり入るのって、怖くないかい?」
一穂「あー、でもれんちょんの場合はみんな知ってるからなあ」
一穂「ほたるんも学校をきっと楽しい場所にしたいんよ」
一穂「だから怖いんじゃないかねえ」
れんげ「そうなん?」
一穂「誰も嫌われたくないからねえ」
一穂「とにかく、仲間に入れてあげるっていうことをわかりやすく言ってあげんと」
一穂「緊張しちゃってるから、自分からは言いだせんのかもね」
れんげ「じゃあつまり、仲良くしたいって言えばいいのん?」
一穂「そうだねえ、れんちょんの場合はそれでいいと思うよ」
じりりりりりりり
一穂「あ、電話だ」
ねえねえがいなくなった後も考えたん
でも結局、仲良くしたいって言うしかないんな
友達と一緒に遊べないんは、寂しいんよ
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