30: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/10/03(木) 21:24:14.72 ID:JpWGvtY50
P「ああ、ジュエリー系の仕事は競争もあるけど需要も高い。美嘉とのターゲット層を考えるならハイブランドとはいかないが」
美嘉「あ……」
莉嘉「いいな〜、アタシもそろそろピアスあけたい〜」
美嘉「……莉嘉にはまだちょっと早いかなー。成長期だからすぐふさがっちゃうよ」
莉嘉「えー」
美嘉「ね、プロデューサー」
P「まぁそうだな。あと、莉嘉の年代だからこその魅力もある。もうちょっと待ってくれた方がありがたいな」
莉嘉「うー……」
美嘉「そのままでも可愛いんだから。もうちょっとしてからの方がいいよ」
莉嘉「……うん。Pくんとお姉ちゃんが言うなら」
美嘉「よろしい★ さてと……それじゃあ莉嘉、そろそろレッスン行こうか」
莉嘉「うん! Pくん、行ってくるね!」
P「おお、しっかりしごいてもらえ」
莉嘉「お仕事楽しみにしてるねー!」ブンブン
美嘉「ほらいくよー」
美嘉「……」チラ
P「……ん?」
美嘉「ううん」
P「……」
美嘉「……」
美嘉(気づいてしまった)
美嘉(どんなオシャレをしてもそれは、プロデューサーの為だと思ってくれない)
美嘉(プロデューサーはアタシ達にそっけないんじゃない)
美嘉(この人にとって……アタシにアイドル以上の価値が、ないんだ)
美嘉(大切にしてくれている? 商品だから、当然なんだって)
美嘉(気づいてしまった)
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