86: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/10/03(木) 21:33:30.32 ID:wT2tO75h0
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高峯探偵事務所
志希「にゃるほどね〜、のあにゃんを誘拐とはやり手だね〜」
まゆ「警察に連絡しないことが条件なので……」
都「ご内密に頼みます」
志希「うーん、心配いらないよ?この犯人は目的を果たすまで、そんなことしない」
都「すみません、どういうことでしょう」
志希「志希ちゃんの勘がそう言ってる」
泉「勘……」
志希「だから、目的だよ目的。目的がわからないと」
雪乃「考えてはいるのですが……」
志希「目的は人に依存する、人だ人人人。古澤頼子の関係者、出てない人は、いない?本当に?」
都「真奈美さん、この人、もしかして頭の周りが早すぎる人ですか?」
真奈美「もしかしなくても、そうだ。のあより早いかもしれない」
まゆ「早いんですけど……」
真奈美「探偵的な調査には向いていないな」
志希「そうだ!昨日の事件!」
泉「昨日の事件?」
志希「なるほど、留美にゃんを遠ざけた。変な事件なら留美にゃんを呼ばないのは損だし」
都「そこから、ですか」
志希「でも、誰が仕組んだかは分からない〜。留美にゃんは捜査を進めてないし、うん?うーん、おっと怪しい女!?」
真奈美「すまないが、私達にもわかるように説明してくれ」
志希「マナミン、いた。怪しい女がいるよ!」
まゆ「怪しい……人ですかぁ?」
志希「地下で会った時、話した。派手な化粧の女!」
真奈美「そんな話をしていたな」
まゆ「あれ……?」
都「どうしました?」
まゆ「真奈美さん、長野でそんなことがあったと、話してませんでしたかぁ?」
真奈美「ああ。濃い化粧のスーツの女。だが、何者かはわかっていない」
志希「あれ?いい感じだったのに?どっか間違えた?」
雪乃「私にはわかりませんわ……」
まゆ「同じです……」
泉「私も。考えが飛びすぎ」
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